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台湾講演

院長ブログ

台湾講演

台湾に行って来ました。日本ライフライン株式会社の「BeeAT」という除細動機能付きのマッピングカテーテルの宣伝を兼ねた講演です。この製品の日本での治験を担当し、日本国内の承認を得る際に、厚生労働省に足を運んで、この製品の良さを説明した経緯から、私が台湾に伺いました。心房細動アブレーション時には、心房細動を止めるために、何回も電気的除細動が必要ですが、この製品は心臓の中で機能するために、低いエネルギーで除細動が可能であり、心臓への負担が少なくとても良いカテーテルです。
 
会場には台湾の医師が20名ほど集まっていました。このカテーテルを用いて心房細動アブレーションを実施することで、治療成績が向上したという私の研究を発表しました。みなさん純粋で、優秀で、情熱的な医師ばかりであり、発表の後は、沢山の質問を受けました。彼らの英語の能力は極めて高く、台湾の医学教育水準の高さが容易に想像できました。
 
講演後の、懇親会で、台湾の「国の事情」を話してくれました。「台湾は国際的に国として認められていない。だから、医師である我々が必死に頑張って良い研究をして、国際的に貢献し、世界に認めてもらいたい」と。
 
仕事のモチベーションが違うのです。「国のために研究する」という。涙が出そうになりました。それに比べて、我々日本人は何と恵まれた環境にいることか。ぬるま湯に浸かっているようなもの。今より更に、研鑽して不整脈研究を続け、多くの人が喜んでくれる仕事をしなければならないと、決意をあらたにしました。

千と千尋の神隠しの湯婆婆の屋敷のモデルになった「九份」の「阿妹茶酒館」に行ってきました。