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イスラエル訪問

院長ブログ

イスラエル訪問

9月上旬にイスラエルに行ってきました。新しいアブレーション技術の視察のためです。私が使用しているカルトシステムの開発はイスラエルで行われています。イスラエルには約300もの多国籍企業の研究開発の拠点が置かれており、多くの優秀なイスラエル人がその職務にあたっています。

 

カテーテルアブレーションは彼らが開発してくれる技術に大きく依存しています。彼らの頭脳がなければ、現在行われている確実で安全なアブレーションは実現不可能だったと言っても過言でありません。次から次へと新しいものを作り出しています。どうしてそのようなことが、イスラエルというこの限られた地域でのみ可能なのか。以前から不思議に思っていたので尋ねてみました。返ってきた答えは、「遺伝子」でした。??。生まれたときから頭が良いということを言いたいのかと思いましたが、実は「戦いが絶えない環境の中で生き抜くためには、他国を凌駕する技術が必要だ。そのために、考えるということが習慣になり、遺伝子の中に組み込まれている」という意味でした。平和日本で過ごしている私にとっては、いつ何時、戦争が起きるかもしれないという環境そのものが想像し難く、輝かしい技術開発の背景に、厳しい現実があることを知りました。

 

私がイスラエルで会ったのは技術者で、医師ではありません。実際の医療現場に遭遇する機会が少ないそうです。自分たちが作った技術がどのように使われているのか、評価されているのか、どのように改善してほしいのか、次にどんな物が欲しいのかとても興味を持っています。質問攻めでした。親交のために地中海沿いの美しいレストランで食事を取りましたが、お酒を飲みながらも、大いに話が盛り上がり楽しい一時を過ごすことができました。

 

視察の際に見せていただきましたが、守秘義務があるので、はっきり言えませんが、驚くような技術が開発されています。不整脈の治療がヒックリかえるようなことが起きようとしています。私はそれを目の当たりにして、本当に本当にビックリしました。不整脈の原因が心筋の奥深くにあって、現在のテクノロジーで治療不可能な人も、比較的近い将来、安全に確実に治療できるようになる日が近づいています。今、現在、不整脈が治らない人でも、諦めないでいただきたい。その技術が開発されたら、いち早く導入して、治療に使う予定です。

 

カエサリア・マリティマにて