第1章 基礎知識

第1節 正常の心臓の働きと電気の流れ

第1節 正常の心臓の働きと電気の流れ

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心臓は筋肉が収縮と弛緩を繰り返し、血液を体全身に送り出す臓器です。正常の人ならば、その量は5〜6リットル/分です。

心臓は働きの上から上下二つの部屋に分かれており、上の部屋を心房、下の部屋を心室と呼びます。また、心房と心室も左右2つに分かれており、それぞれを右心房、左心房、右心室、左心室と呼んでいます。体全身に血液を送り出すのは、左心室の役割です。

心臓の筋肉は、電気の刺激により興奮します。右心房の上の方には、心拍動の命令を出す洞結節という組織があり(下図)、安静時で、1分間に50~100回の電気刺激を規則正しく発生しています。この組織は、脳からの刺激がなくても、自ら一定のリズムで規則正しく興奮するようなシステムを備えています。環境が整えば、心臓だけが取り出されたとしても、この洞結節の刺激により心臓は拍動を続けます。

洞結節で発生した電気は、心房の中を広がり、房室結節(下図)に到達します。心房の中では電気は秒速0.5メートルで流れていきますが、房室結節では、極端に遅くなり、秒速0.05メートルまで低下します。ちなみに、この房室結節は、日本人の田原淳博士が、100年以上前に世界で初めてその構造を発表したものです。

心房と心室の電気的な連結は、一般にはこの房室結節のみです。房室結節を通過した電気は、心室の刺激伝導系という特殊な心筋に到達します。ここでは、電気は秒速5メートルという高速でかけぬけて、心臓の各所に伝わり、心臓は全体として、調和しながら収縮していきます。これが正常な脈拍の時の、心臓の中の電気の流れです。

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