睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠中に、鼻から気管にいたる空気の通り道(気道)のどこかが閉塞し、呼吸が停止してしまい、息苦しさのために、無意識のうちに睡眠が妨げられ、日中に過度の眠気を来す状態です。この疾患の罹患率は男性で15%、女性で5%と言われています。私の友人の歯科医は、患者さんの歯を削っている最中に、ひどい眠気に突然襲われ、手元が狂い、危うく事故を起こしそうになりました。仕事中に、過度の緊張を強いられているにもかかわらず、コントロール不能な眠気を来すのがこの病気の恐ろしいところです。一昔前に、新幹線の運転士がこの病気で事故を起こしそうになり話題になりました。また、高血圧や心血管疾患の危険因子となり、本患者の全死亡率は睡眠時無呼吸症候群がない人に比較し、2〜3倍高くなります。

睡眠時無呼吸症候群と心房細動

睡眠時無呼吸症候群は心房細動の危険因子です。この病気を持っていると、持っていない人に比較し、心房細動の罹患率が3〜5倍高くなります。また、逆に心房細動患者の30〜80%にこの睡眠時無呼吸症候群を合併しています。睡眠時無呼吸症候群があると、心房細動アブレーション後の再発率を25%高めてしまい、そのような患者さんに後述するCPAP治療を行うと、再発率を下げることが可能と報告されました。

睡眠時無呼吸症候群の検査

睡眠時無呼吸症候群の検査

外来で実施するなら、簡易型ポリソムノグラフィー(酸素飽和度測定と鼻の気流測定)、入院下で実施するなら、ポリソムノグラフィー(脳波、眼球運動、胸郭運動、酸素飽和度、鼻の気流測定)を実施します。後者のポリソムノグラフィーは脳波を測定し、実際に眠っている時の呼吸状態を測定します。そのため、より正確な診断が可能です。簡易型は睡眠の有無にかかわらず、機器を装着している間の呼吸状態を測定するので、単位時間当たりの無呼吸低呼吸回数を過小評価してしまいます。

睡眠時無呼吸症候群の治療

睡眠時無呼吸症候群の治療

減量とCPAP治療が基本となる治療です。CPAP治療とは、睡眠中に図のようなマスクを装着し、無呼吸になった際に、呼吸器が作動し、空気を強制的に送り込む装置です。これにより、無呼吸が少なくなり、日中の眠気が改善し、高血圧や不整脈の治療効果もあります。また、本機器の使用状況と無呼吸の程度は、毎日当院にインターネット経由で転送されてきます。月1回の外来で、それを患者さんとともに見直し、より深い睡眠が得られるような工夫を重ねます。

治療成功率

CPAP治療を導入し、実際に治療が成功している人は60〜80%です。CPAPの導入が上手くいかない理由は、1)マスクの圧迫感、2)鼻づまり、3)呼吸がしづらい等です。これらに対しては、マスクの変更(鼻式?顔式)、マスクのサイズの変更、加湿器の使用、チンバンドの使用、CPAPモードの変更、CPAP圧の変更で対応します。

CPAP治療の費用

3割負担で、約5000~5500円/月です。

0363710700

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