日頃、皆さまから多くお寄せいただくご質問について、YouTube動画内でシリーズとしてお答えしています。
今回は『動悸が心臓の寿命を削る理由』について解説します。
本編は以下のYouTube動画でご覧いただけます。
動悸や息切れの基本
Q. 階段で息が切れるのは、単なる運動不足や年齢のせいではないのですか?
Q. 階段で息が切れるのは、単なる運動不足や年齢のせいではないのですか?
A. 階段を上ったときの息切れは、確かに普段の運動不足や加齢による体力の低下が原因のこともあります。普段どれくらい身体を動かしているかによっても個人差があります。
しかし、もうひとつの可能性として「何らかの病気が原因で症状が出ている」ケースが考えられます。
とくに、これまで何ともなかった方が急に息切れを感じるようになった場合は、心臓や肺などの病気が背景に隠れている可能性もあるため、注意が必要です。
A. 階段を上ったときの息切れは、確かに普段の運動不足や加齢による体力の低下が原因のこともあります。普段どれくらい身体を動かしているかによっても個人差があります。
しかし、もうひとつの可能性として「何らかの病気が原因で症状が出ている」ケースが考えられます。
とくに、これまで何ともなかった方が急に息切れを感じるようになった場合は、心臓や肺などの病気が背景に隠れている可能性もあるため、注意が必要です。
- 運動不足・加齢による影響
体力低下や運動不足も原因になりますが、徐々にではなく「急に症状が出始めた」場合は注意が必要です。 - 病気によるサイン
心臓などの病気が原因で息切れが起こっている可能性があり、放置すると危険な状態に進行することがあります。


動悸の裏に潜む病気と心不全のリスク
Q. 階段での息切れや動悸の裏には、具体的にどのような病気が潜んでいますか?
Q. 階段での息切れや動悸の裏には、具体的にどのような病気が潜んでいますか?
A. 階段での息切れが心臓の病気によって起こっている場合、その原因の一つとして「心不全(しんふぜん:心臓のポンプ機能が低下し、全身に十分な血液を送り出せなくなった状態)」が考えられます。
心不全を引き起こす背景には、さまざまな心臓疾患が潜んでいます。代表的なものとして以下のような病気が挙げられます。
A. 階段での息切れが心臓の病気によって起こっている場合、その原因の一つとして「心不全(しんふぜん:心臓のポンプ機能が低下し、全身に十分な血液を送り出せなくなった状態)」が考えられます。
心不全を引き起こす背景には、さまざまな心臓疾患が潜んでいます。代表的なものとして以下のような病気が挙げられます。
- 不整脈(ふせいみゃく)
脈の打ち方が不規則になったり異常に早くなったりすることで、心臓に大きな負担がかかります。 - 心臓弁膜症(しんぞうべんまくしょう)
心臓の中にある血液の逆流を防ぐ弁(ドアのような構造)がうまく開閉しなくなる病気です。 - 心筋梗塞(しんきんこうそく)
心臓の筋肉に酸素を送る血管が詰まり、心臓の機能自体が低下してしまう状態です。


Q. 動悸や息切れを放置すると、最終的にどうなってしまいますか?
Q. 動悸や息切れを放置すると、最終的にどうなってしまいますか?
A. 心不全などの症状が出始めているにもかかわらず放っておくと、適切な治療を受けない限り状態は徐々に悪化していきます。
進行すると、単なる息切れにとどまらず「呼吸困難(こきゅうこんなん:強い息苦しさを感じる状態)」へと陥ります。場合によっては命の危険にかかわる重篤な状態を引き起こすリスクがあります。
A. 心不全などの症状が出始めているにもかかわらず放っておくと、適切な治療を受けない限り状態は徐々に悪化していきます。
進行すると、単なる息切れにとどまらず「呼吸困難(こきゅうこんなん:強い息苦しさを感じる状態)」へと陥ります。場合によっては命の危険にかかわる重篤な状態を引き起こすリスクがあります。
- 呼吸困難への悪化
身体に必要な酸素が十分に行き渡らなくなり、安静にしていても苦しい状態へ進行します。 - 命に関わる危険性
心機能の悪化が限界に達すると、生命の危険に直結する状態となるため早期の受診が不可欠です。
Q. 不整脈の段階で治療を行うことで、心不全を防ぐことはできますか?
Q. 不整脈の段階で治療を行うことで、心不全を防ぐことはできますか?
A. はい、十分に防ぐことが可能です。不整脈の中でも特に「心房細動(しんぼうさいどう)」などで脈が異常に早くなると、心臓への負担が大きくなり心不全を引き起こしやすくなります。
当院で行っている「カテーテルアブレーション治療(細い管を心臓に挿入し、不整脈の原因部位を治療する身体への負担が少ない方法)」などで不整脈を根本からしっかり治療することで、心不全へ移行するのを未然に防ぐことができます。
A. はい、十分に防ぐことが可能です。不整脈の中でも特に「心房細動(しんぼうさいどう)」などで脈が異常に早くなると、心臓への負担が大きくなり心不全を引き起こしやすくなります。
当院で行っている「カテーテルアブレーション治療(細い管を心臓に挿入し、不整脈の原因部位を治療する身体への負担が少ない方法)」などで不整脈を根本からしっかり治療することで、心不全へ移行するのを未然に防ぐことができます。
- 心房細動からの心不全予防
不整脈を早期に治療することで、心臓への慢性的な負担を軽減し心不全の発症を防ぎます。 - カテーテルアブレーション治療
不整脈の根本的な原因を取り除くことで、心臓の寿命を縮めずに守ることができます。
クリニックからのメッセージ
「階段を上ると息が切れる」「最近なんだか胸がドキドキする」といった症状を、「もう歳だから」「ただの運動不足かな」と自己判断で放置してしまう方は少なくありません。
しかし、その息切れや動悸は、心臓が発しているSOSのサインかもしれません。早い段階で検査を受け、原因を特定して適切に対応することが、心不全への進行を防ぎ、心臓の健康を長く保つための鍵となります。
「少しおかしいな」と感じたら、決して無理をせず早めに当院へご相談ください。専門医として、皆さまの安心と健やかな生活をしっかりサポートいたします。
当院は不整脈診療に特化し、専門的な検査・治療から術後のサポートまで一貫して対応しています。不整脈に関する不安や症状がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
東京ハートリズムクリニックのYouTubeチャンネルでは、不整脈に関する正しい知識と治療情報を、専門医がわかりやすくお届けしております。
ご興味のある方は、下記リンクよりぜひご覧ください。
※本ページは一般的な情報提供を目的としており、個別の診断や治療を示すものではありません。
症状のある方は医療機関にご相談ください。

