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心房細動の隠れた原因 甲状腺機能亢進症

院長ブログ

心房細動の隠れた原因 甲状腺機能亢進症

甲状腺とは頸部の前についている、内分泌器官で、全身の細胞の活動を活発化させるホルモンを産生します。

 

この甲状腺の働きが異常に活発化し、血液中の甲状腺ホルモンの値が上昇した状態が、甲状腺機能亢進症という病気です。この病気になると、甲状腺腫大(甲状腺が腫れる)、眼球突出、頻脈、発汗、振戦(手が震える)等の症状を来します。

 

この頻脈の一つとして、心房細動があります。私たち医師は、心房細動患者を初めて診察した際には、血液検査でこの甲状腺ホルモンの検査を実施します。甲状腺機能亢進症に伴う心房細動であれば、まずは甲状腺機能亢進症の治療を行わないと心房細動は治らないからです。

 

しかしながら、実際には、甲状腺機能亢進症の治療を行い、甲状腺ホルモンが正常化しても、心房細動はそのまま残存し、慢性化することがあります。その場合、カテーテルアブレーションが有効な治療手段となります。いままで、そのような患者さん10人以上に対してアブレーションを行い、そのほとんどで治療は成功しています。

20151226_鎌倉由比ガ浜
鎌倉由比ガ浜です。天気が良いと、湘南海岸をミニバイクでツーリングします。暖冬のせいか、由比ヶ浜海岸は通年より、多くのサーファーで賑わっています。