「動悸」という言葉
不整脈の症状の一つに「動悸」があります。
正式な医学用語は「心悸亢進」と言いますが、一般の方も日常の診察の中でも「心悸亢進」という言葉を使うことはまずありません。
専門医でもやはり「動悸」という言葉を使います。
様々な「動悸」
ところが、同じ表現でも、どんな症状を「動悸」と表現しているかは人それぞれ異なっており、さらに詳しく聞かないとわかりません。
比較的多い動悸は、
・脈が速くなって「ドキドキする」、
・一瞬脈が飛んで「ドキンとする」、
・脈が強く打って「ドッキンドッキンする」、
ほかに「パッパッ」や「グルン」というのもあったりします。
実際の診察の時には今あげた表現にとらわれずに、自分の言葉、自分のオノマトペで自由に表現していただけたらと思います。
「動悸」は病気の症状か
「動悸」とは、「自分の心臓の脈が異常と感じられる知覚」ですが、これは必ずしも病気であることを意味するわけではありません。
・運動してドキドキ
・階段や坂道を登ってドキドキ
・緊張してドキドキ
・不安になってドキドキ
・恋してドキドキ
こういう動悸は正常な反応と言えます。
そういう意味では、普段からドキドキの多い生活は、刺激的で、活動的で、ワクワクする人生の一側面かもしれません。
まったくドキドキしない人生なんてつまらないかもしれませんね。
意外と多い「不安」によるドキドキ
通常だとドキドキしないはずの状況でドキドキする場合は、やはり病気の存在を考える必要があります。
ただし、病気の存在を考えると不安になって、その不安のせいでさらにドキドキ・・、ということもあって症状が複雑になることもあります。
異常な「動悸」感じたら
いずれにしても、異常な「動悸」を感じたらまずはしっかり検査を受けましょう。
特に異常がなくて安心することも大事ですし、異常があればしっかりと適切な治療を受けることも大事ですね。
ちなみに、不整脈が原因で動悸を感じている場合は、多くの場合カテーテルアブレーションという治療で根治することも可能です。

※この画像はAIで生成したイメージです

