【THR通信】失神した時は (2020年9月号)
2020.09.14
東京ハートリズムクリニック(THR)通信
こんにちは、髙𣘺です。
外来では失神の精査で来院される方も増えてきています。
若い方だけではなく、失神の発生率は年齢とともに上昇すると言われています。
起立性低血圧や自律神経調節が関与する血管迷走神経性失神などが原因と言われていますが、
心臓が原因の心原性失神も隠れています。
失神あるいはめまい・ふらつきなど失神前駆症状があったときに心電図を記録することが大事です。
また、発生頻度が少ないもしくは不定期に繰り返す場合は植込み型心電計の使用が有益と言われています。
まずは失神した際の病歴・身体所見・心電図や心エコー検査などの初期評価が非常に重要であり、
お気軽にご相談ください
現在、曜日別ですが、院長含め執刀医が毎日外来診療を行っております。
動悸・息切れ・めまい・失神など、危険な不整脈の症状かもしれません。
新型コロナウイルス感染対策も強化中ですが、このような症状の方はご予約をお勧めします。
患者さんの立場にたった共感性の高い医療・健康支援を提供するクリニックへ。
Dr:髙𣘺 健太
※毎週:月曜、火曜午前、水曜午前で外来診療中